お墓(墓地)選びについて

img_ep13_02人が亡くなったのち、ご遺骨を納め、拠り所としてのお墓を持つことは通例となっています。しかし、核家族化やライフスタイルの多様化に伴い、お墓や供養に対する価値観が変わってきているのも事実です。今回は、お墓 (墓地)を購入する場合の注意点、知っておきたいポイントを見ていきましょう。

生前にお墓を建てることを寿陵(じゅりょう)または生前墓といいます。長生きできるという言い伝えやご先祖様のご供養にあたるとる考えや、四十九日に納骨できるといった利点がありますが、その前に墓地(永代使用権 )を購入する必要がありますね。

永代使用権とは・・・?

img_ep13_01【墓地の購入】
墓地を買うとは、永代使用権を取得することで※永代使用料を払います。その形態には大きく3つあります。
それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自分(ご供養する方)にあった墓地を探すと良いでしょう。

※永代使用料:お墓を設置する「土地」を使用する権利です。「使用権」を買うだけであって、土地そのものを買うわけではありません。

♦公営霊園(宗派なし)
・自治体管理のため信頼があり安心。
・永代使用料が割安。
・石材店を選べる。
・その自治体に住所があり、遺骨があること。(生前に買えない所が多いので注意!)
・市街地の霊園は競争率が高い(土地代も高い)。
・広さや墓石の形の制限あり。

♦民間霊園(宗派なし)
・民間経営のため永代使用料は公営より高い。
・石材店が指定されている。
・遺骨がなくても建てられる。
・設備が充実している。
・市街地から遠い霊園が多い。
・広さや形の制限なし。
・霊園によっては経営状態により管理が不十分な場合がある。(事業主体の経営面も確認しておこう!)

♦寺院墓地(その宗派となる)
・管理は勿論お寺になるが、上記二つに比べて料金が高い。(縁の下の力持ち!御住職の奥様の対応をチェック! )
・檀家になることが条件だが、その分手厚い供養や管理をしてもらえる。
・人気の高い都市部では墓地の空きがまわってこない。

その他・・・
♦共同体墓地
・血縁に限らず誰とでもお墓に入ることができる。(個人申込みは生前に!)
・継承を前提としないので無縁墓の心配がない。
・納骨堂タイプであれば、建墓する費用もかからないため安価。

場所(ご供養する霊園までの距離)、建墓・永代使用料などの費用、墓を守る子孫の有無、宗派、檀家になるか否か、などを確認してご検討下さい。

【墓石の購入】
さて、墓地が決定したら次は墓石です。順番としては墓地からですが、民営霊園では石材店が指定されている( 石材店が経営している)場合が多いので、墓石と墓地(永代使用料)はセットで購入します。また墓石の価格は、霊園がどのような土地だったか、造成費用や販売形態を含めての価格となるため、霊園によって販売価格に差があるようです。墓地の広さや、品質の同じ石材でも値段が違うのはこのためなんですね。

石材の種類では国産品が高額のため、中国やインド、ヨーロッパからの輸入品も多いようです。石の材質により劣化が激しいものもありますので、石材店が建てて数年経った現物を見に行くのも良いでしょう。また、葬儀のお見積りと同じように、全ての金額 を提示している信頼ある業者を選ぶこと。保証内容やアフターケアも充実しているかチェックしてくださいね。

今回は墓地と墓石についてでしたが、それらを必要としないご供養方法もございます。散骨や、樹木葬、手元供養という葬法です。次回はそちらをご紹介しますのでどうぞお楽しみに!

img_ep13_03–ここをチェック!–
・その石材屋で建てた数年経った現物をみる。
・全ての金額を提示している。
・保証内容やアフターケアは万全か。


お布施の不思議 お布施って何?お布施って必要なの?相場はどれくらい?

今回は、葬儀や法要で準備しなければならない『お布施』について、本来の意味とあり方、相場について考えてみたいと思います。

【お布施の意味】
お布施は菩薩(悟りを求めて修行する人)が行うべき6つの実践徳目の一つとされており、執着心を離れてなされるべきものとされています。お布施には大きく3種類あります。

(1)法施(ほっせ)・・・仏法の教えを説き、精神的な施しを行うこと。こちらは僧侶の務めにあたります。
(2)無畏施(むいせ)・・・困っている人に親切にしたり、不安や恐れを抱いている人に安心の施しをすること。
(3)財施(ざいせ)・・・出家修行者、仏教教団、貧窮者などに財物などを与えること。「仏教の教え」への感謝を表し施すこと。皆さんがお布施としているのはこちらの意味のものですね。

葬儀において、僧侶は読経(法要)を営み、それに対して遺族は感謝して財施で応えるものですが、法要はビジ ネスではなくあくまで法施であり、遺族側も法要への対価としてではなく、財施として行うのがお布施なのです。ですから、「お経料」「戒名料」はふさわしくなく、「お布施」とするのが正しい考え方ということになりますね。

【お布施の歴史】
このお布施、いつ頃からの考えなのでしょうか?古くは皇族が領地(荘園)などを寄付することからきたようですが、庶民がお布施として財物を施すようになったのは、寺院と檀家の結びつきが強まり、キリシタンではないことを証明する寺請制度(17世紀後半)あたりではないかと思われます。

【お布施の渡し方】
お布施は相続税の課税控除対象ですので、証明としての領収書を発行してもらうことが出来ます。しかし、お渡ししたその場で受け取るのではなく、翌日または後日郵送としてもらったほうが良いようです。尚、お車代やお膳料の領収書については確認する必要があります。

【お布施の相場】
現在は、お寺と遺族の結びつきが少ないため、お布施の金額が分かりづらいのですが、お寺や自らの経済的事情を考えつつ、相応の金額を包む必要はあるようです。
わからない場合はやはり直接寺院に確認するしかありません。しかしながら、自分なりに「精一杯」という気持ちが伝わる金額でいいのです。(プレジデント2008.7.16号より)

♦ご葬儀 普通戒名・・
関東 40~50万円
地方 30~35万円

♦ご法要・・・
関東 5~7万円
地方 3~5万円

関東と関西では法要の内容(関西はお月参りがある)が異なるため、一度あたりの金額は関東のほうが高めなようです。直接葬儀社に確認する方法もありますが、基本的にお布施のやりとりに葬儀社が介在するべきではありません。ですが、ご葬儀などでお寺を紹介する場合はご案内させて頂きますし、ご不明な点はお問い合わせ下されば、出来る限りのアドバイスをさせて頂きますね。

高額なお布施で自らを苦しめてしまうことになれば、やはり遺族も故人様にとっても辛いことでしょう。ご遺族でよく話し合ってお布施について考えてくださいね。次回は、『葬儀後の手続きについて』をお送りいたします!


知ってほしい・・・  ・・・葬儀のこと、自分のこと、家族の願い、、、

弊社では、お電話やインターネットによる事前相談やお見積もりを行っています。以前と比べ、今や事前の葬儀のご相談は、珍しくないものとなりました。それは、ご葬儀は、葬儀社や地域によってのものではなく、ご本人、ご家族様主体のものに変わりつつあるからです。
少しずつ葬儀の規模が縮小してきた今、故人様の意向や遺族様の意見が取り入れられ
、自由でオリジナリティー溢れるご葬儀が実現可能となったのです。そしてそれは、事前の準備があってこそ、素敵な心温まるご葬儀となりえるのです。

事前のお見積もりには、様々な利点がございます。
① 葬儀の内容を知り、相場が分かる。
② 突然の事態にも、冷静に対応できる。
③ 高額な葬儀を、数時間で決める必要がない。(葬儀社の言いなりにならない)
④ ご自分の葬儀相談の場合、意見を盛込める。

亡くなって一番大変な想いをするのは、残されたご遺族です。亡くなった悲しみに浸る時間もなく、故人様
の意向もわからないまま、葬儀を決めなければならないのです。

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弊社では、『エンディングノート』をお勧めしています。この『エンディングノート』というのは、自分の生い立ちや学歴、職歴などに加え、今後の夢ややりたい事、家族に託した想い、希望する葬儀や事務手続きなど、まさに自分の人生を描いたノートです。そうすることによって、目標がはっきりと定められ、無駄のない人生を送ることが出来るのではないか・・・と考えます。生きてきた証と、残された方々への恩返しの想いを込めて、『エンディングノート』、書き綴ってはみませんか?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA事前相談、お見積はお電話やメールにて承っております。ご相談件数が多い場合はお時間を頂く場合もございますが、ご期待に沿うよう迅速な対応を心がけておりますので、是非一度ご相談くださいませ。