司会進行

葬儀・告別式の司会・進行は、かつては僧侶自ら、あるいは地域の人が行っていました。葬祭業者が葬儀の運営まで請け負うようになったことから、葬祭業者が司会・進行の役割を負うことが多くなりました。

葬祭業者が司会・進行を委託されるのは、次の理由です。

1.葬儀について充分な知識を保有していること

2.全体の流れがわかっているため円滑な進行が可能となること

3.司会・進行について訓練ができていること

 

専門家として委託されるわけですから、それにふさわしい知識の習得、発声等の訓練を行っておく必要があります。司会・進行の出来・不出来によって葬儀の印象も大きく変わるので、その責任を自覚して担当する必要があります。

<注意すべき点>

①準備に手を抜かないこと

慣れると手を抜きがちですが、時刻入りの進行台本を用意し、綿密に準備します。

②遺族や僧侶などの宗教者と事前の打ち合わせ、確認をすること。

勝手に進行して式の途中で問題が生じたりしては困ります。焼香開始のタイミングなど事前にサインを決めておく必要もあります。

③全体の状況を常に頭に入れ、配慮しながら進行すること

突発的な出来事が生じたり、準備したことと違った事態になったり、思わぬ時間がかかったり、さまざまなことが考えられます。全体を見てその場にふさわしい進行ができるようにします。

④肩書、名前は事前に確認してフリガナをつけておくこと

人名の読み誤りは当人に対して失礼になると共に、遺族の気持ちを大きく損ないます。

⑤ゆっくり落ち着いてわかるように話すこと

アナウンサーのような話すプロではありませんから、流れるようにというのは一般に無理でしょう。しかし日頃から人前で話す訓練をしておいて、相手にわかるよう話す訓練は必要です。

⑥言葉遣いに配慮すること

事前に原稿にして問題がないかを複数の人間で検討し、確認しておきます。ていねいな表現は大切ですが、よく見られるのは「ていねい過ぎる」ことで奇妙な表現になってしまうことです。「御導師様」「ご遺族様」などはその一例です。また、導師に対して「読経をお願いします」などと言うことは、司会者が葬儀の主宰者である如くだと誤解されますので避けるのが賢明です。第三者による客観的な司会・進行であるという一線を守った言葉遣いが必要です。

⑦きちんとした態度、姿勢で姿勢・態度には注意したいものです。特に話していないときにダラダラしたり、変な態度をとるのは目につき、不愉快なものです。式の最初から最後まで姿勢・態度はきちんとする必要があります。

⑧無理な事はしない

最近、葬儀司会の技術も進歩しており、かなり高度な司会も見ることができます。しかし、できないのに無理に真似して全体から浮き上がったり、稚拙さが浮き彫りになるケースも少なくありません。自分の力に合った司会を心がける必要があります。

 

〇進行上の注意

①開始10分前と2分前に開式の案内を行います。

<例>「ご案内申し上げます。〇時〇分をもって開式致しますのでご参列の方々は式場にお入りください」「間もなく開式いたします。ご着席してお待ちください」

②開式前に予め進行予定時刻を案内しておきます。

<例>「故〇〇の葬儀並びに告別式の予定をあらかじめご案内申し上げます。〇時〇分開式、会葬者の方々によるご焼香は〇時〇分頃、閉式は〇時〇分頃、出棺のお時間は〇時〇分頃を予定しております」

③参列者の動作に関する案内ははっきりと行います。

<例>「ご一同、ご起立ください」「ご一同ご着席ください」「ただいまより皆様の焼香に入ります。係員の案内により前から順にお願い申し上げます。終わりましたらお席に戻り着席してお待ちください」

④会葬者の数により、時間調整を行う必要が出てきます。

進行の速度を調節すると共に、会葬者の数が予想を上回るときには、弔電紹介の簡略化ないし省略、焼香炉を増やすことで対処します。その際、事前に遺族に了解を得ておく必要があります。また、会葬者の数がわからないときは、焼香炉は最初は少なめにしておきます。増やすことはできますが、減らすことはあまりいい感じを与えません。

上尾市 葬儀
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