告別の方法

葬儀・告別式その他で故人とお別れをする場合、仏教葬儀では焼香が一般的で、キリスト

教葬儀や無宗教葬では生花の献花が一般的です。また、神葬祭では玉串を用いて拝礼します。

仏教葬儀でも、宗派によって焼香の仕方が異なります。また、キリスト教葬儀であっても、

カトリック教会やルーテル教会では焼香も認められており、必ずしも献花と決まっていま

せん。

 

[天台宗]

回数については特に定めがない。

[真言宗]

通常3回、仏・法・僧に供養すること、身・口・意の三密修行に精進すること、戒香・定香・解脱香といって、自らが戒律を保ち、心の静寂を求めることができる功徳がある、と説明される。

[浄土宗]

特に定めがない。「真心をこめて一心に」で1回、「身を静めて1回、心を浄めるのに1回」で2回、「仏・法・僧への帰依」「過去・現在・未来の衆生に回向」で3回など。

[臨済宗]

回数にこだわらないが通常1回

[曹洞宗]

回数にこだわらないが通常2回

[日蓮宗]

通常3回。仏・法・僧の三宝供養とも、「空・仮・中の三諦」にならうとも言われる。

 

ここまでの宗派の場合には、香を額に戴いて(自分の口より上にして)焼香します。

 

[浄土真宗]

あくまで自分の心身を清めるためとも説明され、香を戴くことはしない。本願寺派(西)では1回、大谷派(東)では2回とされている。焼香を用いる場合には本数を気にせず、たてないで横にする。

 

焼香については、その宗派の作法に合わせるといる考え方と、会葬者自らの宗派の作法に合わせるという考え方があります。儀礼を執り行っている宗派に合わせるというのは、その宗派を尊重して行うことであり、自らの信ずる宗派に合わせるというのは会葬者の信教の自由を尊重するということになります。最も望ましいのは、「日蓮宗ではこうしますが、それぞれ信ずるところにしたがって行ってくださってけっこうです」とすることでしょう。クリスチャンの中には「どうしても自分は焼香したくない」と、焼香せずに頭を下げて黙祷する人もいますが、会葬者それぞれが判断することですから、信教の自由を損なうことのないよう注意しましょう。

キリスト教にも献香などがあり、焼香は必ずしも仏教だけのものではないとの考えから、カトリック教会やルーテル教会でも焼香が行われることがあります。その場合焼香の仕方、回数に特に定めはありません。

弔問者が大勢のときは、たとえ宗派で回数が定められている場合であっても、丁重に1回焼香するようにします。

 

最近、献花でのお別れが増える傾向にあります。仏教葬儀でもホテルなどを会場にする場合、会場側の要請で焼香を献花に替えることがあります。

キリスト教では告別式で献花によるお別れをしますが、これは日本独自のものです(墓地での献花は欧米でも行われます)。また、献花には特に決まった方式があるわけではありません。一般には献花台の横に立った奉仕者から花を一輪受け取り、茎を先にして花が手前になるように献花台に置きます。

無宗教の場合にも献花が多く、一般にはキリスト教の献花を模していますが、中にはオアシスを用意しておき、各自がそこに花を挿すなどさまざまな工夫も見られます。献花に用いる生花には、白菊や白のカーネーションなどが多いようですが、これも決まっているわけではありません。

 

神葬祭では玉串拝礼を行います。

玉串奉奠は、神職から玉串を受け取ったら、

1.玉串は胸の高さに、左手で葉を下から支え、右手で榊の根元を上から、やや左高に少し肘を張ってもちます。

2.神前の玉串案の前に進み、深く頭を下げます。

3.玉串の先を時計方向に90度回し、左手を下げて根元をもち、祈念をこめます。

4.右手で玉串の中ほどを下から支え、玉串をさらに時計方向に回しながら、根元を神前に向け、左手を離して右手の下に添えます。

5.やや前に進んでそのまま玉串案の上に奉奠します。

 

拝礼は、二礼して、音を立てないように二拍手し、一拝します。通常、神社や神棚に参拝するときは拍手するときに音を立てますが、葬儀の時は両手で打つ寸前で手を止め、音をたてない拍手をします。これを「しのび手」といいます。

上尾市 葬儀
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