霊柩車

「霊柩車」とは、「貨物自動車運送事業法」の規制下におかれる「遺体の搬送を行う自動車」のことです。国土交通省管轄の許可事業ですから、許可を得ず遺体の搬送を行い、料金を収受すると法律違反になります。(たとえ料金を収受しなくても、搬送費用は葬儀代金に含まれていると解釈されます)

以前、霊柩運送は「道路運送法」の規制を受ける免許制から許可制となり、事実上自由化されました。料金も従来の「認可制」から「事前届け出制」に変わり、許認可処理の透明化が図られ、さらに貨物自動車運送事業法の改正により運賃が「事後届出制」に自由化されました。

 

〇霊柩車の種類

霊柩車には形式から区分すると、宮型、洋型、バン型、バス型の4種類があります。

宮型は、後部が輿のような形になっているデザインの車で、主として火葬場に遺体を搬送するのに用いられます。

洋型は、欧米式の霊柩車の架装を施したもので、「普通の車と変わらず、一見して霊柩車とわからないことがいい」「宮型よりスマートで近代的」という感覚の変化もあって、最近増える傾向にあります。

バン型は、通常は病院等から自宅への遺体の搬送に用いられますが、火葬場や遠距離への搬送などにも利用できる多目的な車種です。

バス型は、棺が入れられて火葬場へ行く人も同乗できるタイプのものです。

 

〇霊柩車の運賃体系

霊柩車の運賃体系は、運賃、諸料金、実費からなります。

請求金額=「運賃」+「諸料金」+「実費」

➊運賃

運賃は距離に関係ない基本額と、距離に応じた加算額からなります。

運賃=「基本額」+「加算額」

①基本額

基本額は、普通車と特別車では金額が異なります。

バン型とバス型は普通車になります。宮型と洋型は特別車に分類されます。

②加算額

加算額は距離に応じ、10㎞単位で金額が定まっています。

 

距離は、霊柩車の車庫から目的地まで往路の距離で計算し、復路は計算しません。

「例] 車庫⇒(3㎞)⇒自宅⇒(6㎞)⇒火葬場⇒(8㎞)⇒車庫

復路の8㎞は計算しないので、距離は、

3㎞(車庫⇒自宅)+6㎞(自宅⇒火葬場)=9㎞となります。

※このほか、バス型使用に限り定員加算があります。

③特別割増

特別割増には深夜・早朝割増、冬季割増があります。

④割引

生活保護法の葬祭扶助料で葬儀するとき、葬儀執行時のみ普通車の基本額に限って

免除されます。(行旅病人及び死亡人の運送は、普通車の基本額が半額に割引、行政解

剖または司法解剖された遺体は、葬儀執行時以外に限り普通車の基本額が8割)

❷諸料金

諸料金には、特殊仕様車料金、遺骨宅送料、車両留置料の3種類があり、該当する場合

は運賃に加算されます。

①特殊仕様車料金

特別車のうち、材質、造形、装備などで特殊仕様の車は、「特殊仕様車」となり、これを使用するときは特殊仕様車料金がプラスされます。

②遺骨宅送料

火葬場まで行った霊柩車を火葬場で留置し、自宅への帰りにも利用する場合の料金で往路運賃の半額がプラスされます。

③車両留置料

霊柩車を指定時刻以降留置し、火葬場で待機させる場合の料金で、30分ごとに計算し、普通車と特別車では料金が異なります。

❸実費

依頼人が指示した場合の有料自動車道使用や、依頼人の要請に基づく特別な作業負担については別途実費が請求されます。

(フェリーボート使用の場合-車両留置料とボートの運賃、さらに2倍の金額請求)

❹計算方法

運賃(基本額+加算額+割増額)+諸料金+実費の合計金額に100円未満の端数が生じたときは端数を切り上げます。こうして出された合計額に消費税額(1円未満四捨五入)が加算されて最終的な請求額となります。

上尾市 葬儀
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