ご冥福をお祈りいたしますとは?

葬儀の際に聞く言葉の中で
「心よりご冥福をお祈りいたします」があります。祈り

主に弔電や弔辞の際に耳にしますが、その意味や
使い方について説明させて頂きます。

まず、冥という言葉ですが以下の様な使い方があります。

1.冥応(みょうおう)
神仏が感応して加護や利益 (りやく) を授けること
2.冥恩(みょうおん)
目に見えない神仏の恩恵
3.冥加(みょうが)
神仏の力による守護
4.冥界(めいかい)/冥土(めいど)
死後に行くという世界

なんとなく、神仏に関することやあの世のイメージを連想できます。

そこで、「冥福」となるとなんとなく解ってきますね。

神仏・死後・幸福の福

つまり、「死後の幸福を祈り仏事を営む」という意味となります。

ただ、「ご冥福をお祈りいたします」は直接口に出すことは、あまり
ない表現に思います。
弔電や弔辞の様に、文章で使う表現であって、「ご愁傷さまでございます」を
葬儀の場では、よく耳にするのではないでしょうか。

私もご遺族の方に、法要の際に手紙を書くことがありますが、文章の中で
ご冥福をお祈りいたしますと使います。

追善供養の意味もありますので、一周忌や三回忌で使っても問題は
ないようです。

なかなか、ご遺族の悲しみを慰める言葉というものは難しいものがあります。

そういう時に、文章として使うにはとても適した言葉に感じます。

普段何気なく聞いている言葉について、意味をしっかりと知ったうえで
使うことが出来ると、より一層そこに「思い遣り」と「優しさ」が伝わる
のではないでしょうか。